第4回(合田洋)

フィッターの淳子さんの質問「アイアンは得意だけどウッドが苦手な人、逆にアイアンは苦手だけどウッドは得意な人の違い」について、私も少々見解を述べてみようと思います。

まぁ大体に於いてアイアンが得意な人は、トップでの手の位置が高目の人が多いようですね。クラブヘッドを鋭角に下ろす傾向があるから、アイアンは得意だけどウッドが苦手なんてことが起こるわけです。

また、極端に、アイアンは当たるけどウッドが当たらないなんて人の多くは、スイング起動が異常なアウトサイドインの動きになっている場合が殆どなので、フィニッシュでの手の位置を少し高くするだけでも、その悩みは少しずつ解消される方向へと進みます。

システム的に言えば、ウッドというクラブの長さがフェースターンを遅らせてしまい、当たらないわけですから、ウッドの場合だけ意図的にボールの手前をダフらせるようにすると、打った感触は別として、非常に上手く打てるようになったという症例があります。

ぜひ試してみて下さい。
さて逆に、ウッドは上手く打てるけどアイアンは上手く打てないというのは、前回のレッスン日誌で仲間プロが述べていたように、クラブの重さが重すぎる、という点が招いている場合が多いかもしれません。

何しろウッドは上手く打てているわけですからね。

ウッドの場合は、アイアンよりも身体から離れた位置にあるボールを打たなければならないわけです。間違いなく難易度はウッドのほうが上なんですね。

にも関わらず、ウッドのほうがアイアンよりも当たるのであれば、それは、アイアンの持つもう一つの要素である“重い”という要因で、打てなくなっていると考えるのが自然です。

確かに、ウッドよりもアイアンが苦手という人は、比較的長くゴルフに親しんでいる人か、女性である場合が多いように感じます。

要するに、技術面の問題というよりも体力面の問題だったりするわけですね。

アイアンセットの“シャフトを軽めにすること”が手っ取り早い方策ですが、もう一つの方法として、ショートアイアンを確りと練習して重さに慣れるということが挙げられます。

クラブを自分に合わせるのか、自分の体力を上げるのか、ウッドは得意なのにアイアンが苦手という人の場合、私は、50歳代以上の人にはクラブを見直すことを御薦めし、若手世代には練習を熟して力を付けることを御薦めしています。

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